スティーヴン・キング好きの読書日記
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スティーヴン・キング、小尾 芙佐 他 (1999/07)
文芸春秋
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国際線の機長ブライアンが、東京-ロス間のフライト後、離婚した妻の訃報を聞き、疲れた体でロス-ボストンの飛行機に乗り込む。
離陸後すぐに熟睡したブライアンは少女の甲高い悲鳴に眼を覚ます・・・そこで彼が見たものは。
数名の乗客を残し、乗務員もパイロットも居ないほぼ無人の機内だった。
乗客が居たはずだった座席には、彼らの腕時計や歯の詰め物、宝石などが転がる。
人の気配の無さを感じて悲鳴を上げていた盲目の少女をなだめに行ったブライアンはひとつの疑問を持つ。
「この機は誰が操縦してるのか?」。
嫌な予感を感じつつコックピットへ向かうブライアン。そして予想通り、機体は自動操縦で飛行していた・・・。

盲目の少女ダイナが回りに人が居ないことに気づき、徐々に不安を募らせていくくだりで、その現象があり得る事だと思えてしまうマジック。

乗客11名を残し、無人となった飛行機をメイン州バンゴア空港へ操縦するブライアン。
無事バンゴアへ着陸するものの、その空港の雰囲気がおかしなことに気づく乗客たち。
機長、工作員、教師、ヴァイオリン奏者、薬物中毒、推理小説家、サイコさん、とバラエティに富んだ乗客たちが見たものとは・・・無人の、無機質で二次元的な空港だった。
そして彼らは近づきつつある異音に気づき、その正体を見る・・・
恐怖はないけれど、ハラハラドキドキの展開。SFありーの、ホラーありーの、ラブロマンスありーのと、密度の濃い内容?ラストは手に汗握る展開。

本書を読みながら飛行機には乗りたくない(笑)

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